
着るだけで抜け感たっぷりのこなれたカジュアルコーデが作れるオーバーオールは、季節問わず、そして男女問わず人気のアイテムです。ですが、「着こなし方によっては子供っぽく見えてしまう」「着こなしがマンネリ化してしまう」などの悩みを抱える人も多いかもしれません。
メンズコーデでは、古着っぽい着こなしやアメカジコーデだけでなく、スタイリッシュな大人コーデとして「肩紐を片方だけ外す」「両方外してパンツ」として着こなすなどのアレンジもおすすめ。
レディースでは、キレイめなトップスやフェミニントップスを合わせることで、子供っぽさを回避しつつさまざまなテイストを楽しむことができます。オーバーオールは合わせるアイテムや小物次第でイメージが変えられる上、肩紐を外してワンショル風に着こなすなどのアレンジも楽しめるので、1着持っているとコーデの幅がグンと広がりますよ。
この記事では、オーバーオールを使ったコーデ術をMEN/WOMEN別にたっぷりご紹介します。着こなしやアイテム選びのポイントも解説していきますので、ぜひスタイリングの参考にしてみてくださいね。
Contents
- くすみブルーのバンドカラーシャツでカジュアル感をほどよくコントロール
- 注目のグリーンを取り入れたトレンドカジュアルコーデ
- 黒オーバーオールには春色トップスを合わせて軽やかさを出して
- V字に開いたサロペットなら洗練カジュアルコーデが作れる
- ボーダー×デニムジャンスカで作る大人マリンスタイル
- カーキカラーのジャンスカはパンツ派女子にもおすすめ
- クリーンなオールホワイトコーデはパンプスで大人可愛さをプラス
- 大人っぽさを演出するには白シャツのきちんと感をプラス
- 肩フリルのサロペットで作る淡色カジュアルフェミニン
- フリルブラウスで甘辛MIXなモノトーンコーデに
- チェックシャツとの王道アメカジコーデはモノトーンで大人っぽく
- ブルー系パーカーを合わせて爽やかさを狙う
- オールブラックコーデは胸元のプリントを覗かせて奥行きをプラス
- 潔いミニマルコーデでオーバーオールの存在感をアピール
- シャツと合わせることでワークっぽさを払拭
- ジップタイプのオーバーオールで大人のワークスタイルを叶える
- トーンを合わせることで魅せる技ありスタイル
- オーバーオールならではの絶妙なシルエットを楽しむデニムスタイル
目次
WOMENにおすすめの
オーバーオールコーデ10選
ゆったりと着られるのにこなれたお洒落コーデが作れるオーバーオールは、大人女子にも人気のアイテムです。オーバーオールをお洒落に着こなすには「シルエット選び」「合わせるインナー選び」「小物選び」が重要なポイント。
オーバーオールのワークっぽさが苦手な方は、女性らしさのあるデザインを選んだり、甘めトップスを合わせたりすることでフェミニンな印象を引き寄せることができます。また、シューズなどの小物を変えるだけでもガラリとイメージが変えられるので、意外と着こなしの幅が広いことに驚くはず。まだトライしたことのない方も、今年はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
WOMENにおすすめの「白のオーバーオールコーデ」
Style01
くすみブルーのバンドカラーシャツでカジュアル感をほどよくコントロール
オーバーオールをお洒落っぽく着こなしたいなら、ホワイト系カラーが一押し。春カラーのトップスを合わせるだけで、シーズンライクな今どきカジュアルスタイルが完成します。
ワークっぽさを抑えたいなら、トップスにノーカラーシャツを選んでみて。ほどよいきちんと感がMIXされて、着こなしの鮮度がグンと高まります。
ヘアはコンパクトにまとめてあげると、スタイルUP効果抜群。アニマル柄小物などでアクセントを加えても素敵ですよ。
Style02
注目のグリーンを取り入れたトレンドカジュアルコーデ
どんなカラーも受け止めてくれるホワイトカラーのオーバーオールは、トレンドカラーを取り入れた着こなしにも大活躍。去年から引き続き人気のグリーンカラーのトップスに合わせれば、フレッシュ感のある抜け感カジュアルコーデに仕上がります。
カーキカラーのバケットハットで統一感を持たせつつ、イエローのビッグトートで明るさをプラスすれば、シーズンムードもばっちり。足元は白スニーカーで軽やかにまとめるのが正解です。
WOMENにおすすめの「黒のオーバーオールコーデ」
Style03
黒オーバーオールには春色トップスを合わせて軽やかさを出して
スタイリッシュな着こなしが得意な黒オーバーオールは、カジュアル過ぎる着こなしが苦手な方にもおすすめのアイテム。インナーに明るい春色トップスを合わせてあげると、黒の持つ重さを払拭することができます。
肩紐を片方外して胸当てを垂らすと、着こなしに動きが生まれてさらに軽やかさがUP。足元は白スニーカーがマストです。
Style04
V字に開いたサロペットなら洗練カジュアルコーデが作れる
オーバーオールの胸当てデザインがボーイッシュすぎてちょっぴり苦手という方は、V字に開いたサロペットタイプのデザインを選んでみてはいかがでしょうか?深めに開いたVラインは、小顔効果も得られる嬉しいデザイン。
カジュアルなボーダートップスとの組み合わせでも、カジュアルすぎずスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。合わせるアイテム次第でイメージが変えられるので、1枚持っていると着こなしの幅がグッと広がりますよ。
WOMENにおすすめの「ジャンスカコーデ 」
Style05
ボーダー×デニムジャンスカで作る大人マリンスタイル
こなれたカジュアルムードが魅力のデニムジャンパースカート。デニム素材のジャンスカは一歩間違えると幼く見えがちですが、ストンとしたストレートシルエットを選べば大人っぽさをしっかりキープできます。
ボーダーTを合わせた王道カジュアルコーデは、色合わせでマリンテイストをプラスするのが◎。女の子らしい気分の時は、甘めのハーフアップヘアで着こなすのがおすすめです。
Style06
カーキカラーのジャンスカはパンツ派女子にもおすすめ
普段はパンツばかりというパンツ派女子にもおすすめしたいのが、渋めカラーのジャンパースカート。ストンと落ちる細めのシルエットを選べば、甘さや子供っぽさを気にせずクールに着こなせます。
ストリート系のロンTからキレイめシャツまで、どんなトップスにも合わせられる汎用性の高さも魅力。ジャンスカ以外のアイテムをモノトーンでまとめれば、スタイリッシュな着こなしも作れますよ。
「大人っぽく着こなす」オーバーオールコーデ
Style07
クリーンなオールホワイトコーデはパンプスで大人可愛さをプラス
白トップス×白オーバーオールのカジュアルコーデは、シューズ選びとシルエットで大人っぽさをアピール。オーバーオールはジャストサイズを選んであげると、カジュアル感がほどよく抑えられてキレイめな印象で着こなすことができます。
トップスは袖口がキュッと締まったデザインを選ぶことで、さりげなく女性らしさを引き寄せましょう。足元は大人可愛い雰囲気が漂うリボン付きのフラットシューズで決まり。
Style08
大人っぽさを演出するには白シャツのきちんと感をプラス
すっきりと着こなせるVネックデザインのサロペットは、インに白シャツを合わせることでグッとスタイリッシュな表情に。シャツのボタンはあえて上まできちんと閉めて、ちょっぴりレトロな雰囲気に仕上げるのが今どき感を引き寄せるポイントです。
足元は、レースアップシューズやローファーが好相性。ヒールのあるタイプを選んであげると、スタイルUP効果も期待できます。ピアスなど顔まわりのアクセサリーでちょっぴり華やかさをプラスしても◎。
「フェミニンに着こなす」オーバーオールコーデ
Style09
肩フリルのサロペットで作る淡色カジュアルフェミニン
オーバーオールでフェミニンな着こなしを叶えたいなら、甘めディテールのサロペットを選ぶのも一つの方法。肩フリルが大人可愛いこんな1枚なら、シンプルなトップスに合わせるだけでカジュアルフェミニンなスタイルが簡単に手に入ります。
トップスにも甘めのアイテムを選んでしまうとトゥーマッチな印象になってしまうので、できるだけシンプルなトップスでサロペットのデザインを惹き立てるのがポイント。全体を淡いトーンでまとめれば、ふんわりとした優しげな雰囲気もプラスできます。
Style10
フリルブラウスで甘辛MIXなモノトーンコーデに
こちらはモノトーンでまとめた白オーバーオールコーデ。インに合わせた黒トップスは、華やかさのあるフリルデザインがポイントです。
カジュアル感たっぷりのオーバーオールにあえてフリルブラウスで甘さを足すことで、絶妙なバランス感のテイストMIXスタイルに。足元は、大人っぽさを強調するなら黒パンプスを、カジュアル感をアピールするならボリューム感のある白スニーカーを選ぶのがおすすめです。
MENにおすすめの
オーバーオールコーデ8選
アメカジ系ファッションやストリート系ファッションが好きな方にとってはお馴染みのオーバーオールですが、2022年はトレンドアイテムとしても注目を集めています。もともとワークウェアだったオーバーオールは無骨な印象とポップで親しみやすい雰囲気を兼ね備えたアイテムなので、上手に取り入れることでグッとお洒落っぽさがUP。
カジュアル過ぎたり子供っぽい印象になるのが心配という方は、モノトーンカラーをチョイスしたり、シャツなどのキレイめアイテムを合わせてあげるとスタイリッシュに着こなせます。また、オーバーオールは小物使いも映えるので、帽子やバッグ、シューズなどでスパイスを効かせるのもおすすめ。
肩紐を片方垂らしたり、両方外してパンツ風にはいたりと、着こなしのアレンジも無限大。シンプルに着こなすだけでもこなれ感たっぷりに見せられるので、今までチャレンジしたことのない方もぜひトライして欲しいおすすめアイテムです。
メンズが着こなす「白のオーバーオールコーデ」
Style11
チェックシャツとの王道アメカジコーデはモノトーンで大人っぽく
オーバーオールのカジュアル感はそのままに、お洒落っぽい着こなしを叶えたいならホワイト系カラーを選ぶのがおすすめ。アメカジ系代表アイテム「チェックシャツ」とのスタイリングでも、どこか上級者感漂う着こなしに仕上がりますよ。
全体をモノトーンでまとめることで、オーバーオールコーデにありがちな幼さを払拭。足元は黒でピリッと引き締めるのが、安定感のある着こなしに仕上がるポイントです。肩紐を片方垂らせば、こなれ感もUP。
Style12
ブルー系パーカーを合わせて爽やかさを狙う
白のオーバーオールは、ブルー系のトップスを合わせることで一気に爽やかさがUPします。いつものパーカースタイルも、オーバーオールとの組み合わせならどこか茶目っ気のあるスタイリングに。
胸当てとフードが顔まわりに奥行きを与えてくれるので、小顔効果&スタイルUP効果も◎。全体的にゆったりとしたシルエットなので、シューズはボリューム感のあるスニーカーをチョイスするとバランス良くまとまりますよ。バケットハットなど今っぽさのある小物をプラスするのもおすすめです。
メンズが着こなす「黒のオーバーオールコーデ」
Style13
オールブラックコーデは胸元のプリントを覗かせて奥行きをプラス
黒のオーバーオールは、着こなし次第でカジュアルにもスタイリッシュにも着こなせるアレンジ幅の広いアイテム。オールブラックに挑戦するなら、トップスにはプリントパーカーをセレクトすることでスタイリングにアクセントを加えることができます。
重さが気になりがちなブラックコーデは、カジュアルな組み合わせなら軽さが出て好印象。スニーカーのソールやシューレース、パーカーのプリントに白を効かせることで、クリーンな抜け感をプラスするのがポイントです。
Style14
潔いミニマルコーデでオーバーオールの存在感をアピール
オーバーオールにはついゆるめのトップスを合わせがちですが、あえてコンパクトなサイズ感のロンTをチョイスすることで、ほんのりスタイリッシュな雰囲気に。
スニーカーやCAPなどカジュアルな小物を合わせも、全体の色数を絞ることで大人っぽさをキープできます。胸当てのブランドロゴが映えるのも、ニュートラルカラーコーデならでは。トップスの袖は軽くまくって、こなれ感たっぷりに着こなして。
「大人が着こなす」オーバーオールコーデ
Style15
シャツと合わせることでワークっぽさを払拭
オーバーオールのワーク感を抑えたい時は、インナーにシャツを選ぶのがおすすめです。とはいえ、いきなりドレスシャツを合わせるのは難易度が高いので、ほどよくカジュアル感の残るツイルシャツなどが◎。
シャツは、爽やかにまとめたいなら「白」、落ち着いた大人ムードを醸したいなら「黒」をチョイス。肩紐を片方外して胸当てを無造作に垂らすと、オーバーオールの無骨感が抑えられます。足元は白スニーカーで軽さを出し、全体のバランスを整えて。
Style16
ジップタイプのオーバーオールで大人のワークスタイルを叶える
デザイン性の高いフロントジップタイプのオーバーオールは、カジュアルなワークスタイルにまとめてもお洒落っぽさ満点。オーバーオール自体がかなりワイドなシルエットなので、インナーはコンパクトなシルエットを選んだ方がすっきり着こなせます。
ワークコーデの定番の羽織り、カバーオールをプラスするなら、軽さが出る白を選ぶのが正解です。ブルーのインナー、ワンウォッシュのオーバーオール、白のカバーオールでさりげなくマリンテイストを狙うのもアリ。
「ボトムスとして着こなす」オーバーオールコーデ
Style17
トーンを合わせることで魅せる技ありスタイル
おしゃれ上級者さんに人気のキャメルカラーのオーバーオールは、ワークウェアならではの男らしい印象を底上げしてくれます。そのままカジュアルに着こなすのももちろんアリですが、ベージュ系トップスの重ね着で統一されたトーンにまとめることでお洒落コーデに格上げするのも◎。
5分袖パーカー×ロンTの重ね着は、あえて同じトーンを揃えてあげるとデザイントップスのような雰囲気に。オーバーオールは肩紐を外すことでシルエットに奥行きが出ます。
オーバーオールのノーマルな着こなしにマンネリを感じた時には、こんな風にボトムスとして活躍させるのもおすすめですよ。
Style18
オーバーオールならではの絶妙なシルエットを楽しむデニムスタイル
デニムのオーバーオールは肩紐を外すと一見ワイドデニムのようなスタイルに見えますが、よく見るとワイドパンツとは微妙に異なるオーバーオールならではのシルエットが着こなしのポイントに。トップスは体が泳ぐオーバーサイズをチョイスすると、今っぽさのある抜け感コーデが完成します。
ブルー系ワントーンでまとめるなら、アクセはシルバーが好相性。このぐらいラフなスタイリングなら、アクセサリー使いも嫌味にならずこなれた雰囲気にまとまります。
オーバーオールの着こなしアレンジを楽しもう
オーバーオールは、「ワーク感やカジュアル感が強い」「幼く見える」というイメージがあるかもしれませんが、実はシルエットの選び方や合わせるアイテム、小物選び次第でいろいろな雰囲気が楽しめる万能アイテム。また、トップスやアウターを変えれば季節を問わず着られるのも嬉しいポイントです。 着こなしがマンネリ化しないためのポイントは、合わせるアイテムによってテイストを変えることと、肩紐の外し方でシルエットを変えて楽しむこと。あなたもぜひ本記事を参考に、いろいろなオーバーオールコーデを試してみてくださいね。